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ヘルプデスクからキャリアアップ!社内SE・エンジニアへの道

こんにちは!

この記事では、今まさにヘルプデスクとして働いている方や、これからIT業界に入ってみたいと考えている方に向けて、「ヘルプデスクの先にあるキャリアパス」について詳しくお話しします。

「今の仕事をこのまま続けていていいのかな…?」

「エンジニアになりたいけど、自分の経験で通用するんだろうか?」

そんな不安を感じている方に、元ヘルプデスクで現在社内SEとして働いている私の経験も交えながら、ステップアップの道筋を丁寧にお伝えしていきます。

ヘルプデスクはキャリアの入り口!その先にある道とは?

まず最初に伝えたいのは、

ヘルプデスクの経験は、IT業界で活躍するための”強力な土台”になる

ということです。

よく「ヘルプデスクってずっと続けていたら飽きそう」「技術職っぽくないからキャリアにならないのでは?」という声を聞きますが、実はそんなことありません。

ヘルプデスクの主な業務は、以下の通り。

  • パソコンの初期設定やアカウント管理
  • 社内システムのトラブル対応
  • ネットワーク接続やプリンタの不具合対応
  • IT機器の在庫管理や貸出対応

といった、ITインフラやユーザー環境の最前線で起きる”リアルな課題”への対応です。

つまり、現場感覚やユーザー視点、問題解決能力が自然と身につくポジション。これはエンジニアにとっても非常に重要なスキルになります。

特に、将来的に社内SEインフラエンジニアITコンサルタントを目指す人にとっては、現場理解のある人材はとても重宝されるんです!

詳しくは、こちらの記事で解説しています!

ヘルプデスクとは?どんな仕事をするの?

ヘルプデスク経験が活きる!転職・社内異動で有利になる理由

実際に、なぜヘルプデスクからのキャリアアップが評価されるのでしょうか?

利用者目線の理解力がある

エンジニアやSEは、どうしても技術者目線になりがち。しかし、ヘルプデスク経験者はユーザーの困りごとや感覚をよく理解しています。

「なぜそのエラーが困るのか?」「どう説明したら伝わるのか?」

こうした視点があることで、システム設計や運用においても無理のない提案ができます。

トラブル対応力=原因を切り分ける力

普段からトラブル対応をしていると、自然と「切り分け」や「仮説検証」のスキルが磨かれます。

これはそのまま、システム障害時の一次対応やログ解析の場面で活かせる能力です。

コミュニケーションスキル

社内SEもエンジニアも、関係部署とのやり取りは避けて通れません。むしろ、技術力よりも人との連携力が求められるケースも多いです。

ヘルプデスクは、

  • 丁寧な聞き取り
  • 専門用語を使わない説明
  • 相手に寄り添った対応

など、”伝える力”が日々磨かれる場です。

これこそが、技術者に欠けがちなけれど重要な能力なんです!

キャリアアップするために必要なスキルとは?

では、ヘルプデスクから次のステップに進むために、どんな知識やスキルを身につければいいのでしょうか?

技術スキル(基礎編)

まずは以下の分野から、少しずつ学び始めるのがおすすめです。

  • ネットワーク基礎(IP、DNS、ルーティング)
  • Windows/Linuxの基本操作
  • PCキッティングやActive Directoryの知識
  • 仮想化(VMware、Hyper-V)
  • スクリプト(PowerShell、バッチファイル)

これらは、ITの基本的な知識でヘルプデスクの業務に必要なものです!

資格取得

資格は必須ではありませんが、「学んだ証明」や「転職活動時のアピール材料」になります。

おすすめ資格は以下の通りです!

  • ITパスポート(まずはここから)
  • 基本情報技術者(技術力の基礎)
  • CCNA(ネットワーク系に進むなら)

興味のあるものがあれば、挑戦してみましょう。

ソフトスキル

ITのスキル以外にも必要なソフトスキルがあります。

  • 問題解決のフレームワーク(5W1H、ロジカルシンキング)
  • スケジュール管理やタスク優先度のつけ方
  • ドキュメント作成力(わかりやすい手順書など)

どれも、日々の業務の中で意識して磨いていけるものです。

社内SE・エンジニアへの転職ステップ

では、具体的にどうやってキャリアアップを実現していくのか、ルート別に見ていきましょう。

社内異動を目指す場合

  • 小さな改善提案やスクリプト作成などで実績を作る
  • 情報システム部門との橋渡し役を積極的に担う
  • 上司に「こういう仕事に関心がある」と伝える(意外と重要!)

特に中小企業では兼任も多く、意欲を示せば異動のチャンスがある職場も少なくありません。

転職を目指す場合

  • 「ヘルプデスクからステップアップ可能」な求人を探す
  • 転職エージェントに相談する(特にITに強いところ)
  • 面接では”ユーザー対応”と”現場理解”を強みにアピール

転職成功のカギは、”技術よりも姿勢”です!

「分からないことを学びながらでも成長できる姿勢」「現場をよく知っている経験」 これが響けば、未経験でも採用されるケースは多々あります。

まとめ:ヘルプデスクはキャリアの土台!迷わず一歩踏み出そう

今回は、ヘルプデスクの経験を活かしてキャリアアップする方法についてお話ししました。

  • ヘルプデスクは、IT業界の現場感覚を体で覚える第一歩
  • コミュニケーション力や問題解決力は、どの職種でも武器になる
  • 学びを続ければ、社内SEやエンジニアへの道は十分に開けている

「このままでいいのかな?」と悩む時間があれば、まずは少しだけでも学んでみること。

一歩踏み出せば、景色は必ず変わります。

あなたのこれからのキャリアが、実りあるものになることを願っています!

ぜひ、今の経験に自信を持って進んでください。ここまでお読みいただきありがとうございました!!

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